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和歌山県主催「事業承継・アトツギ向けセミナー」にて講師を務めました
2026.08.19
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先日、和歌山県からご依頼をいただき、和歌山県内の事業承継者・アトツギの皆さまを対象としたセミナーにて、講師を務めさせていただきました。
私自身、和歌山に戻ってきてから約10年。
家業である山家漆器店に入り、紀州漆器という伝統産業に携わりながら、これからの会社をどうしていくのか、試行錯誤を繰り返してきました。
決して最初から順調だったわけではありません。
新しいことに挑戦して失敗したこともあれば、「これはうまくいく」と思って始めたものの、思うような結果につながらなかったこともたくさんあります。
今回のセミナーでは、そうした成功事例だけではなく、これまで実際に経験してきた失敗や試行錯誤も含めて、できる限りリアルにお話しさせていただきました。

家業を継いでから挑戦してきたこと
セミナーでは、主に私自身がこの10年間で取り組んできた、
事業承継、EC販売、ブランド立ち上げ、商品開発、海外展示会への出展、海外販売・販路開拓などについてお話ししました。
家業を継ぐというと、「これまでの事業をそのまま引き継ぐ」というイメージを持たれることもあります。
しかし私自身は、先代までが築いてきたものを大切にしながらも、時代に合わせて新しいことに挑戦していくことが、アトツギの一つの役割ではないかと考えています。
山家漆器店でも、従来の漆器販売だけではなく、楽天市場やAmazon、自社サイトなどのEC販売に力を入れたり、新しい商品やブランドを立ち上げたり、国内だけでなく海外へ紀州漆器を届けるため展示会へ出展したりと、少しずつ事業の幅を広げてきました。
もちろん、その裏側には数え切れないほどの失敗があります。
それでも、小さな挑戦を繰り返してきたことが、現在の山家漆器店につながっていると思います。
アトツギだからこそできること
すでに会社や商品、技術、取引先、そして長年積み重ねてきた信用があることは、アトツギにとって大きな財産です。
一方で、長く続いてきた会社だからこそ「変えること」の難しさもあります。
私自身もまだ事業承継の途中ですし、これから挑戦したいこともたくさんあります。
今回のセミナーでは、完成された成功談をお話しするというより、同じように地域で事業を受け継ぎ、これから会社をつくっていく皆さまと、私自身の10年間の経験を共有するという気持ちでお話しさせていただきました。
今回の経験が、参加された皆さまの新しい挑戦への小さなきっかけになれば嬉しく思います。
そして山家漆器店自身も、これから10年、20年と紀州漆器を次の世代につないでいくために、新しいことに挑戦し続けていきたいと思います。
この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。





































