店長ブログ

未来ある若者からのお問い合わせ

こんにちは、山家漆器店 店長の山家です。

先日は本店ページのお問い合わせフォームから、とある高校生の女子からメールをいただきました。

高校生に当店のような漆器店のホームページを見ていることも驚きましたが、そうしてお声がけをいただきお問い合わせいただけたことはとても嬉しいことです♪

彼女が問い合わせをしてくれた経緯ですが、グローバルイングリッシュ・アワード2021というプログラムに参加しているようで、日本の文化を守り、そして外国人に伝えることを目的に、伝統の伝統工芸品について、特に曲げわっぱ弁当箱についてリサーチをされているとのことでした。

新型コロナウィルスの影響で、彼女自身も学校でお弁当を食べることがなくなったそうで、自分たちも使わなくなってしまったということで「お弁当箱」というジャンルにおいて、新型コロナウィルスが伝統工芸品業界の影響が気になったようでした。

お問い合わせの内容は以下のようなものでした。

①新型コロナウイルス感染拡大により、曲げわっぱの売り上げに大きな影響はありましたか。また、それはどのくらいの変化でしたか。

②曲げわっぱをご購入されるお客様の中の外国人のお客様の割合を教えてください。(コロナ以前と現在)

③コロナ禍でも日本の伝統文化を守っていくためにすべきことは何ですか。

授業の一環や参加しているプログラムとは言え、高校生のうちからこうして日本の工芸について調べていただき、文化を守るために外国人に伝えることを目的とした活動をされていることに感銘を受け、お返事させていただきました。

お返事内容はこちらでは控えさせていただきますが、若い方々が少しでも興味を持っていただけるよう、また工芸の世界が決して暗いものではないということをお伝えさせていただけたかと思います。