諸外国からの注文が、、、
こんにちは、山家漆器店 店長の山家優一です。
さて、本日は新型コロナウィルスに関連する当社の影響の中で、特筆すべきことがあるので、そのことに言及したいと思います。
個人的に前職がミャンマーで仕事していたことや、パリの展示会に出展したり、越境ECなどを通じて、日本の漆器製品を海外にもっと展開していきたいと考えています。
ミャンマーから帰国した2016年4月より色々と試行錯誤をする中で、色々なプラットフォームから中国、香港をはじめとするアジア諸国、世界一の大国アメリカ、そしてオーストラリアや欧州諸国などからたくさんではございませんが、少しでもご注文をいただいております。
そしてコロナのニュースが日本でも広がって来始めた2月末から3月にかけても多少は減ったものの、たまにはご注文をいただいておりました。
そこでニュースでは懸念されていた問題が発生いたしました。
まずはSAL便という飛行機の混載便が全面的に受け付けることができないという通知があり、数日前に発送手続きをしていた、アメリカ便とドイツ便の商品が戻ってきてしまいました。
その後はオーストラリア向けにカードケースを発送しようとしたところ、4月中頃より、オーストラリア向けには全面的に航空便が使えない(飛行機がそもそも飛ばない)という事態になり、お客様にキャンセルの連絡をせざるを得なくなりました。オーストラリアで日本の商品を販売されている方で、「これから取引が始めることができる!」と意気込んでいただけに、今回の事態は残念に思います。。
4月10日現在のデータになりますが、以下が現在荷物を一時停止している国となどの一覧です。
昨年より香港のお客様より法人取引も始まり、様々なプラットフォームが拡充され越境ECが進めやすくなった今、このタイミングでこの新型コロナウィルス。。
日本の漆器を世界に展開していきたいと考えていますが、このコロナウィルスの蔓延でまた新しい世界が広がるでしょう。それでもこの事態と付き合っていきながら我々ができることを愚直に行いしっかりと展開していきたいと思います。