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わんだーらんどさんに取材頂きました

こんにちは!山家漆器店、店長の山家優一です!

さて、先日、いよいよ来週10月12日-13日に来る【第13回 やきとりンピック in 海南】の目玉企画の一つでもあります「紀州漆器×やきとりンピックのコラボ商品開発」について、NHK和歌山さんに取材をしていただくことになりました!

なんと吉本興業所属で住みます芸人でもあります、「わんだーらんど」さんが来てくれました!

和歌山ではテレビやラジオ、イベントの司会といえばわんだーらんどさんなので、地元民としては嬉しい限りでした。

今回の取材場所は商品の設計・製造を担ってくれました、同じ紀州漆器青年部でもあり、KISHU+の一員でもある、島安汎工芸製作所さんにて!

企画から木工、塗りまで一貫生産されているとても大きな会社さんで、紀州漆器の中でも特に木製漆器や根来塗りで強い企業さんです。

島安汎工芸さんのHPはこちら

いつも中に入るとびっくりなのですが、大きな工場の中に木材の山が・・・。そして一部加工された重箱などの商品が山のように積まれています。

す・・・すごい。。

島くんの轆轤挽き

山中漆器産地で修行をして帰ってきた同年代でもある島圭佑くんは、木地を挽いて轆轤(ろくろ)という技法でお椀や丸物の型を生み出すことができる紀州漆器産地でただ一人の職人さんです。

見ているだけで木がどんどん小さくなり、綺麗に丸まっていく様は見ていて圧巻!わんだーらんどのお二人も大興奮でした。

ちなみに彼、2018年のLEXUS NEW TAKUMI PROJECTの和歌山代表として選出されているほどの実力者です。

轆轤挽きの道具

また轆轤で使う刃は一点一点、自分に合うように手作りされるようで、そこにも職人技が感じられました。

そもそもこうやって飾られているだけでおしゃれすぎるんですけど!!

ミャンマーや中国でも同じ技法でお椀などを製造するため、見たことがあるのですが、ここまで刃を揃えられている方はいませんでした。

やきとりンピックコラボ商品説明

そのあとは工場内を案内し、紀州漆器の製造工程や技術などについて説明をさせていただきまして、今回の企画商品であるコラボ商品ついての説明もさせていただきました。

ここでは島安さんの代名詞とも言える「根来塗り」の工程をされていたので立ち止まって見学。

根来塗りとは言わばダメージジーンズのようなもので、黒塗りの上から朱塗りを施すのですが、その朱が経年劣化で破れ、下地の黒塗りが擦れ出てくる様が趣があるとされていたものを、経年劣化を待たず、敢えて研ぎ出し製造する工程を指します。

今回のコラボ商品にもその技法を取り入れておりますので、ここでしっかりと根来塗りをご紹介させていただけました。

今回はまだお見せできませんが、企画ページはすでに上がっておりますので、イメージだけでも確認してみてください→こちら

わんだーらんどのお二人とパチリ

最後にわんだーらんどのお二人とパチリ。

ちゃっかりKISHU+の商品の宣伝になっていますね笑

放送は

2019年10月7日 18:30〜18:59

NHKわかやま「ギュギュッと和歌山」内【わびたび】のコーナー

を予定されています。

わびたびのHPはこちら

ぜひご覧ください!