第88回東京インターナショナルギフトショーに出展
山家漆器店の店長 山家優一（やまがゆういち）です。
今回2019年9月3日～6日まで開催されました、第88回東京インターナショナルギフトショー秋2019に出展してきました。
KISHU+としての集団出展で他の展示会に出たことはありますが、山家漆器店として展示会そのものに出展することは今回が初めて。
山家漆器店として小さくとも、確実に大きな一歩となりました。
今回はわかやま産業振興財団さん主催の集団出展という形で参加させていただけたので、費用はもちろん、その他の準備も非常に簡単で助かりました。
ありがたいです。
良い感じに並べることができました。
当社は木製のお盆やお弁当箱、ギフト需要のある和柄の屏風時計などをメインに販売しておりますので、厳選した商品を今回持ってきました。
また左下のあたりにはKISHU+の商品も一部持参し、多くの方々に見ていただけました。
KISHU+のKOMOREBI（置き照明）、TOGI（小物入れ兼重箱）、KAKERA（文鎮）とSHIMA（一輪挿し）を今回は並べました。
今回初の展示会でしたが、オリンピックの関係で会場である国際展示場ビッグサイトが通常の半分しか機能しておらず、我々は一つ先の駅である東京テレポート駅にある東京ビッグサイト青海展示会場での出展となりました。
個人的な感想としては、四日間会期のうち、初日二日目は非常に暇だな、お客さんいないなーと感じていたのですが、三日目、四日目は多くのお客様にご来場いただき、様々な意見交換や商談をすることができました。
また昨年ノリと勢いで作った屏風時計ニューヨークの反響も大きく、色々な方から評価をいただけました。
まだお仕事にはつながっておりませんが、こうして何事にもトライしてみることは非常に大事ですね！
10月に京都の展示会にこの屏風時計を使わせてくれませんか？というお話もいただけたりもしたので、何かきっかけになればいいなと思いました。
また今回前述したように、わかやま産業振興財団様の集団出展ですので、様々な県内企業様と一緒に出ることができましたので、大変学びが多かったです。
展示会あるあるはもちろん、海外企業とのやりとりや海外発送の方法など、最近増えている海外の企業様とのやり取りにおいて不明点がありましたので、先輩企業様にお伺いでき、集団出展の醍醐味だなぁと感じました。
特に横のブースでお世話になったのは頬ずりしたくなるバスマット等を販売されている橋爪商店さんと
漆ガラスを製造販売されている地元企業の塗り工房ふじい様
の二社様には大変お世話になりました。
今回ギフトショーに出てみて、普段お会いすることのない同業者様にもたくさんお会いすることができました。
特に、昨年5月に和歌山で開催された全国漆器大会でお会いした山中漆器の同い年のお二人とこういう場で会えたことは非常に嬉しいことです。
また来年石川県輪島市において全国漆器大会が開催され、彼らも参加されるということで、僕も必ず参加したいと強く思いました。
またそのお二人とも大活躍されている若手事業者様なので、産地を超えて切磋琢磨し、日本の漆器業界を盛り上げていければ良いなと強く心に思いました。
来年また同じような機会があれば出るか、、と聞かれれば、答えは間違いなくイエスです！
日頃和歌山や海南市では感じれられないような刺激と新たな出会いは無理してでも感じるべきだと思います。
もちろん、新たに出会った方達ともすでに連絡を取り合いお仕事の話をさせていただいております。
実際決まるかどうかはわかりませんが、こうして日本の企業様に山家漆器店が、紀州漆器のことについて知っていただける機会になったのであれば、一つの成功であると思いました。
P.S. 楽天市場の勉強会仲間と！こうして普段会えないみんなと一同に会えるのも展示会の魅力ですね♪（一番左が店長です！）